WATER TREATMENT CALCULATOR
水処理計算
汚水処理設備の運転管理・点検・薬品調整で使う基本計算をまとめています。
MLSSから混合液の概算水分率
密度1.0kg/Lと仮定し、MLSSから固形分率と水分率を概算します。
水分率 = 100 − MLSS ÷ 10,000
脱水汚泥の実測含水率とは異なります。
BOD・COD・SS負荷量
流量と対象物質の濃度から、1日当たりの流入負荷量を計算します。
負荷量 = 流入量 × 濃度 ÷ 1,000
処理除去率
流入と処理後の濃度から、BOD・COD・SS・窒素・リンなどの除去率を計算します。
除去率 =(流入 − 処理後)÷ 流入 × 100
曝気槽滞留時間(HRT)
曝気槽容量と1日流入量から、汚水が槽内に滞留する時間を計算します。
HRT = 曝気槽容量 ÷ 流入量 × 24
BOD-MLSS負荷(F/M比)
流入BOD負荷を曝気槽内のMLSS量で割り、活性汚泥への負荷を確認します。
F/M = BOD負荷量 ÷ 曝気槽内汚泥量
施設基準がMLVSSを使う場合はMLVSSを入力してください。
SVI(汚泥容量指標)
30分沈殿汚泥量とMLSSから、活性汚泥の沈降性を計算します。
SVI = 沈殿汚泥量 × 1,000 ÷ MLSS
沈殿試験条件と施設の管理基準をそろえて評価してください。
返送汚泥率の目安
曝気槽MLSSと返送汚泥濃度から、必要返送率を簡易計算します。
返送率 = MLSS ÷(返送汚泥濃度 − MLSS)× 100
流入SSを無視した簡易式です。返送汚泥濃度はMLSSより大きくしてください。
薬品注入量
処理量と目標注入濃度から、純薬品重量と原液使用量を計算します。
原液量 = 純薬品量 ÷(濃度 ÷ 100 × 比重)
製品濃度と比重は薬品メーカーの仕様書で確認してください。
槽の水量・ポンプ運転時間
矩形槽の寸法から必要水量を求め、ポンプ能力から水張り・排水時間を計算します。
水量 = 長さ × 幅 × 水深 / 時間 = 水量 ÷ 実流量
配管損失や実揚程によるポンプ能力低下は含まない概算です。
UNIT CONVERSION
水処理の単位換算
入力単位を選んで数値を入れると、現場でよく使う単位へまとめて換算します。
流量換算
日量・時間量・分量・秒量を相互換算します。
容量換算
槽容量や薬液量に使う体積単位を相互換算します。
長さ換算
槽寸法・配管寸法・水位で使う長さを相互換算します。
圧力換算
ポンプ・配管・水頭で使う圧力単位を相互換算します。
mAqは標準重力加速度を用いた概算値です。
濃度換算
水質分析でよく使う濃度表記を相互換算します。
ppmは水の密度を1.0 kg/Lとした場合の近似値です。
質量流量換算
薬品・汚泥・汚濁負荷の時間量と日量を相互換算します。