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WATER TREATMENT CALCULATOR

水処理計算

汚水処理設備の運転管理・点検・薬品調整で使う基本計算をまとめています。

計算結果は各カードからコピーできます

FACILITY INSPECTION LOG

施設別 点検記録

保存した時点の日時と計算結果を、施設ごとに自動記録します。

今回の点検値日時は保存時に自動入力
MLSS3,000 mg/L
SV30300 mL/L
SVI100 mL/g
BOD等負荷量90 kg/日
除去率91.67 %
HRT14.4 時間
F/M比0.1 kg/kg・日
返送汚泥率60 %
入力した管理範囲内です
施設名

新規施設

0件
保存済みの点検記録はありません

点検値を入力し、上の保存ボタンを押してください。

記録は現在、この端末のブラウザ内に保存されます。ブラウザのデータを消去すると記録も削除されます。

01

MLSSから混合液の概算水分率

密度1.0kg/Lと仮定し、MLSSから固形分率と水分率を概算します。

概算水分率99.7%
固形分率0.3%

水分率 = 100 − MLSS ÷ 10,000

結果の見方

曝気槽の混合液は水分率が非常に高くなるのが通常です。施設の管理目標と前回値からの変化を確認してください。

脱水汚泥の実測含水率とは異なります。

02

BOD・COD・SS負荷量

流量と対象物質の濃度から、1日当たりの流入負荷量を計算します。

負荷量90kg/日

負荷量 = 流入量 × 濃度 ÷ 1,000

結果の見方

負荷量が増えたときは、流量と濃度のどちらが変化したかを分けて確認すると原因を追いやすくなります。

03

処理除去率

流入と処理後の濃度から、BOD・COD・SS・窒素・リンなどの除去率を計算します。

除去率91.67%

除去率 =(流入 − 処理後)÷ 流入 × 100

結果の見方

除去率だけで合否を判断せず、処理後濃度が放流水基準と施設目標を満たすかも確認してください。

04

曝気槽滞留時間(HRT)

曝気槽容量と1日流入量から、汚水が槽内に滞留する時間を計算します。

HRT14.4時間

HRT = 曝気槽容量 ÷ 流入量 × 24

結果の見方

設計HRTと比較し、ピーク流入時にも必要な滞留時間を確保できるか確認してください。

05

BOD-MLSS負荷(F/M比)

流入BOD負荷を曝気槽内のMLSS量で割り、活性汚泥への負荷を確認します。

槽内汚泥量900kg
F/M比0.1kg/kg・日

F/M = BOD負荷量 ÷ 曝気槽内汚泥量

結果の見方

高低の判断は処理方式で変わります。施設基準と照合し、DO・SVI・処理水質と合わせて傾向を見てください。

施設基準がMLVSSを使う場合はMLVSSを入力してください。

06

SVI(汚泥容量指標)

30分沈殿汚泥量とMLSSから、活性汚泥の沈降性を計算します。

SVI100mL/g

SVI = 沈殿汚泥量 × 1,000 ÷ MLSS

結果の見方

単日の値だけでなく、同じ測定条件での推移と沈降界面・上澄みの状態を合わせて確認してください。

沈殿試験条件と施設の管理基準をそろえて評価してください。

07

返送汚泥率の目安

曝気槽MLSSと返送汚泥濃度から、必要返送率を簡易計算します。

返送汚泥率60%

返送率 = MLSS ÷(返送汚泥濃度 − MLSS)× 100

結果の見方

急な変更は避け、沈殿槽界面・返送汚泥濃度・処理水SSを見ながら施設基準に沿って調整してください。

流入SSを無視した簡易式です。返送汚泥濃度はMLSSより大きくしてください。

08

薬品注入量

処理量と目標注入濃度から、純薬品重量と原液使用量を計算します。

純薬品量5kg/日
原液使用量45.45L/日

原液量 = 純薬品量 ÷(濃度 ÷ 100 × 比重)

結果の見方

薬注ポンプの吐出量・校正結果・薬品メーカー資料と照合し、実注入量を確認してください。

製品濃度と比重は薬品メーカーの仕様書で確認してください。

09

槽の水量・ポンプ運転時間

矩形槽の寸法から必要水量を求め、ポンプ能力から水張り・排水時間を計算します。

必要水量150m³
運転時間5時間

水量 = 長さ × 幅 × 水深 / 時間 = 水量 ÷ 実流量

結果の見方

実際の時間は揚程・配管損失・水位変化で変わるため、試運転値と比較してください。

配管損失や実揚程によるポンプ能力低下は含まない概算です。

ACTIVATED SLUDGE CHECK

MLSS・SV30・SVI 簡易診断

カード06のMLSS・SV30を使い、施設固有の管理範囲と照合します。

計算SVI100mL/g

警戒値の決め方

MLSS 下限・上限

設計書や維持管理基準に記載された管理範囲を入力します。基準がない場合は、処理水質が安定していた期間の実績値から仮の範囲を決めます。

SVI 警戒値

沈降性悪化を詳しく確認し始める境界値です。初期値150mL/gは説明用の仮設定で、すべての施設に共通する正常・異常の境界ではありません。

警戒値を超えたら

直ちに運転を変更せず、過去の推移、SV30の上澄み・界面、DO、負荷、処理水SS、顕微鏡観察を確認します。

迷う場合は「施設の安定運転時のSVI上限」または「上限に安全側の余裕を加えた値」を仮の警戒値とし、運転記録を蓄積して見直してください。

診断結果

入力した管理範囲内です

MLSSとSVIは入力した施設基準内です。単日の数値だけでなく、推移と上澄みの状態を確認してください。

次に確認する項目
  • 過去7日間のMLSS・SVI推移
  • SV30の沈降速度と上澄み
  • DO・処理水質・汚泥界面

この表示は原因を確定するものではありません。施設の設計値・維持管理基準、測定推移、処理水質、責任者の判断を優先してください。

PRACTICAL SUPPORT

数値だけで結論を出さないために

設備の状況、測定値、操作履歴をどの順番で確認するか、実務者の現場メモと水処理解説にまとめています。

運営者の現場メモを読む →

UNIT CONVERSION

水処理の単位換算

入力単位を選んで数値を入れると、現場でよく使う単位へまとめて換算します。

10

流量換算

UNIT CONVERTER

日量・時間量・分量・秒量を相互換算します。

m³/日100
m³/h4.1667
L/min69.4444
L/s1.1574
L/日100,000
11

容量換算

UNIT CONVERTER

槽容量や薬液量に使う体積単位を相互換算します。

m³1
L1,000
mL1,000,000
12

長さ換算

UNIT CONVERTER

槽寸法・配管寸法・水位で使う長さを相互換算します。

m1
cm100
mm1,000
13

圧力換算

UNIT CONVERTER

ポンプ・配管・水頭で使う圧力単位を相互換算します。

MPa0.1
kPa100
bar1
mAq10.1972

mAqは標準重力加速度を用いた概算値です。

14

濃度換算

UNIT CONVERTER

水質分析でよく使う濃度表記を相互換算します。

mg/L100
g/m³100
ppm100

ppmは水の密度を1.0 kg/Lとした場合の近似値です。

15

質量流量換算

UNIT CONVERTER

薬品・汚泥・汚濁負荷の時間量と日量を相互換算します。

kg/日24
kg/h1
g/min16.6667
g/日24,000

WATER TREATMENT COLUMN

数値の意味と異常時の確認方法

計算結果を運転判断につなげるため、MLSS・SV30・SVI・DO・沈殿槽の見方を解説します。

コラム一覧 →
計算結果は運転管理の目安です。実際の操作・薬品調整は、施設固有の設計値、維持管理基準、測定結果および責任者の判断を優先してください。