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PRACTICAL GUIDE

配管支持金物の拾い方と支持間隔の考え方

支持金物は本数だけでなく、管の重量、熱伸縮、振動、固定点を確認して拾います。図面から見積数量へ落とす順序を整理します。

支持間隔だけで数量を決めない

支持間隔は数量の初期目安になりますが、実際の配置は管種、口径、満水重量、保温、バルブなどの集中荷重、温度、振動、建物側の支持可能位置で変わります。適用する設計図書、標準仕様、メーカー資料を先に確認します。

拾い出しの順序

  1. 系統ごとに材質、口径、流体、温度、保温の有無を整理する
  2. 横走り、立て管、機器接続部、貫通部に分ける
  3. 適用仕様の最大支持間隔から一般支持の仮数量を出す
  4. エルボ、チーズ、バルブ、フランジ付近の追加支持を確認する
  5. 固定点、ガイド、振れ止め、スプリングなど特殊支持を分ける
  6. 吊り長さ、架台高さ、アンカー、塗装・溶融亜鉛めっきを展開する
概算本数の初期値直線長12m÷仮支持間隔2m+端部調整=一般支持7か所程度から配置検討

上の計算は発注数量の確定値ではありません。曲がり、分岐、バルブ、機器ノズルの荷重を見て追加し、構造側の取付位置へ合わせます。

満水重量を確認する

管の自重だけでなく、内容液、保温材、バルブ、フランジを含めます。100A配管10mの支持を考える場合、管重量と内容水量を合計し、支持点数で割って1点当たりの反力を概算します。吊りボルトやアンカーの選定は、この荷重に安全率、地震、振動などの条件を加えて行います。

配管重量・内容積計算では、管重量、内容積、満水時重量をまとめて確認できます。

支持の役割を分ける

種類主な役割拾う部材
一般支持自重・満水重量を受けるバンド、吊りボルト、形鋼
固定軸方向・横方向の移動を止める固定金具、補強材、アンカー
ガイド伸縮方向を案内するガイド材、滑り材、ストッパー
振れ止め地震・振動・横揺れを抑えるブレース、形鋼、接合金物

拾い漏れしやすい部材

アンカーと構造部材は設計確認が必要

支持金物の数量拾いと、構造安全性の判断は別です。アンカー径・埋込み・へりあき、母材強度、地震荷重は設計者または責任者の確認を受けてください。

配管本体の拾い順は配管図からの材料拾い手順、提出前の照合は数量拾いのミス防止で確認できます。

数字が決まったら、そのまま計算

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