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WATER TREATMENT GUIDE

MLSSとは?適正値と高すぎる・低すぎる場合の確認ポイント

MLSSは曝気槽内の浮遊物質濃度を示す基本指標です。ただし、数値だけで処理状態の良し悪しを判断することはできません。

MLSSとは

MLSS(Mixed Liquor Suspended Solids)は、曝気槽の混合液に含まれる浮遊物質の濃度です。活性汚泥法では、微生物を含む汚泥がどの程度槽内にあるかを把握する目安として使います。

MLSSが高すぎる場合

余剰汚泥の引き抜き不足、返送汚泥量の過多、負荷に対して汚泥量が多い状態などが考えられます。酸素消費量が増え、DOが下がりやすくなるほか、沈殿槽の汚泥界面上昇やキャリーオーバーにつながることがあります。

MLSSが低すぎる場合

余剰汚泥の引き抜き過多、沈殿槽からの汚泥流出、返送不足、急な負荷変動や阻害物質の流入などを確認します。処理に必要な微生物量が不足すると、処理水質が不安定になる可能性があります。

数値だけで判断しない

同じMLSSでも汚泥の性状や負荷条件によって状態は異なります。SV30・SVI・DO、汚泥の色や臭気、沈殿槽の汚泥界面、流入水量・水質、返送汚泥・余剰汚泥量をあわせて確認します。

管理値や操作条件は施設ごとに異なります。実際の運転操作は、設計条件・維持管理基準・測定結果・責任者の判断を優先してください。